top of page
head4_edited.jpg
logo.jpg

​斉藤牧場の牛乳

logo.jpg

土が健康です。草も健康です。そして牛も健康です。
だからおいしい牛乳なのです。

◆山地自然放牧牛乳です

旭川斉藤牧場の牛乳は、日本には数件しかない本物の山地自然放牧牛乳です。

牛たちは朝5時頃に搾乳を受け、牛舎を出た後はまず山の渓流のきれいな水を飲みに行きます。その後はゆっくりと草を食べながら急斜面の山を難なく登り、昼頃には頂上でゆっくり休みます。

それぞれ自由に過ごしていますが、夕方には時間通りに牛舎に向かって一斉に歩き出し、山を降りて帰ってきます。

皆ゆるい群れになって行動します。本来牛は、他の野生の草食動物と同じく、群れをなして生きる動物なのです。

斉藤牧場の牛たちはよく運動をするためストレスが少なく、病気になりにくく寿命も長いという特徴があります。
また山を行き来できる強い足腰と体力があり筋肉が発達しているため、自分の力で出産をすることができます。

山に落とされた糞尿は、微生物が分解し、肥料として土に戻してくれるため臭いを感じません。広い面積の山があるからです。そうした自然の循環がバランスよく成り立っています。

◆輸入・配合飼料は使用していません

斉藤牧場の牛たちは、早春から晩秋までの間は山に生える無農薬のみずみずしい牧草や野草を食べてのんびり暮らしています。このため夏はサラリとさわやかな牛乳になります。

冬は夏の間に刈り取った自然の草を乾燥・醗酵させた干草を食べます。醗酵した草となるため、冬の牛乳は脂が増え、濃厚な味になります。四季折々の季節の味になります。

しかしながら、放牧し自然の牧草を与えているため、穀物飼料を食べ牛舎で飼われている牛に比べると、乳の量は大変少なく、4分の1から5分の1の量になります。

(*「牛さんのこと」のこちらのページをご確認ください。)

【参考:斉藤牧場の草について】

斉藤牧場では牧草の生長を早めるための化学肥料をやらないので、大変力のある土と草が生えています。通常10年ごとに必要とされる牧草の植え替え(草地更新)をこれまで一度もしたことがありません。  

確かに牧草は低く、短いです。一見量も少ないように見えます。
しかしながら、丈が短いため、すべての草の根に太陽の光が当たり、盛んに光合成をしています。

また成長途中で牛に食べられてしまうことも多く、草も頑張って生長しようとするためか、1㎡あたりの草の量(密度)を調べたところ、斉藤牧場の牧草の量は、一般の牧場の2倍近くあることが分かっています。

◆牛乳をそのままに近い状態でおいしくいただくためのこだわり

斉藤牧場の牛乳は、『ノンホモジナイズ低温殺菌牛乳」』です。

低温殺菌牛乳です。

斉藤牧場の牛乳は雑菌が少ないため、高温ではなく低温で時間をかけてゆっくり殺菌処理をし(63℃~65℃で30分)ビン詰めしています

人の健康にとって有害な菌のみを殺菌し、必要な菌までは殺さないため、牛乳本来の栄養(カルシウム・たんぱく質・ビタミン等)や風味をそのまま摂っていただくことができます。

【参考:牛乳の殺菌方法】
牛乳の殺菌方法は、下記の4種類に分けられます。

1) 低温殺菌法
63℃~65℃で30分間。賞味期限は5~7日。
有害菌のみを殺し、有益な菌は死にません。後味や舌ざわりがよく牛乳の風味が豊かに残りますが、殺菌に時間がかかるため、大量生産には向きません。斉藤牧場はこの方法です。

2) 高温短時間殺菌法
72℃~85℃で15秒間。賞味期限は7日。
世界的に一般的な殺菌方法です。殺菌時間が短いため大量生産が可能です。

3) 超高温短時間殺菌法
120℃~135℃で2秒間。賞味期限は2週間。
日本で一般的な殺菌方法です。超高温によりたんぱく質が熱変成を起こし、ビタミンCは25%失われます。大量生産が可能です。

4) その他(無殺菌)
殺菌せず牛から搾った生乳をそのまま詰めた牛乳。

※日本における2004年の生産量
1)低温殺菌法…14万キロリットル、2)高温短時間殺菌法…18万キロリットル、3)超高温短時間殺菌法…364万キロリットル

〇ノンホモジナイズ牛乳です。


搾ったばかりの牛乳を置いておくと、上部にクリームの層(脂肪球)ができ、層が分かれます。


層が分かれないように脂肪球をこなごなに砕き、成分を均一にすることを、「ホモジナイズする」といいます。

脂肪球を細かく砕き成分を均一にすると高温殺菌などの熱処理がスムーズに進み、生産効率が上がり大量生産が可能になります。

日本ではほとんどが高温殺菌牛乳です。

脂肪球を細かく砕かない牛乳を、「ノンホモジナイズ牛乳」といいます。

本来の脂肪球を傷つけず小さくしないので、必要以上に消化吸収されることがありません。胃液や消化酵素の働きを受けてゆっくり消化吸収されます。

また、脂肪球におさまっていることが多いたんぱく質や乳糖がむき出しにならないため、牛乳を飲むとすぐにお腹をこわしてしまうという方も、おなかをこわさなケースが多くあります。

ノンホモジナイズ牛乳は扱いが難しいため、丁寧に扱う必要があります。また置いておくとクリームが上部にたまります。

気になる方はよく振ったり温めて脂肪分を分解していただくか、またはクリームを取り除いて低脂肪牛乳としてお飲みください。取り除いたクリームはコーヒーに入れたり、バターを作るなどをしてお楽しみいただくこともできます。

〇ビンづめしてお届けしています。


紙の臭いが牛乳に移ることや牛乳の酸化を避けるために、ビンに入れてお届けしています。

bottom of page